工務店とハウスメーカーの違いは?メリットやデメリットを紹介|美濃加茂市のふくもくの家
2024.12.09
みなさんこんにちは、美濃加茂市のふくもくの家です。
今回はお家づくりのパートナーになる、工務店やハウスメーカーの違いについて解説します。
理想のマイホームを建てるには、その夢を最大限にかなえてくれる建築会社選びが不可欠です。
この記事では、工務店とハウスメーカーの特徴やメリット・デメリットを解説しますので、満足度の高い家づくりを目指している方はぜひ参考にしてくださいね。
工務店とハウスメーカーの違いは?
工務店とハウスメーカーは、どちらも住宅の建築工事を請け負う業者です。
両者の違いに明確な定義はありませんが、全国展開している大手企業を「ハウスメーカー」、一部の地域のみ対応している会社を「工務店」と分類するのが一般的です。
また工務店といっても、フランチャイズに加盟して企画や工法を共有・施工している「フランチャイズ型」や、近隣の県などにも営業所がある「中堅ビルダー」タイプなどハウスメーカーに近い経営方法の会社も存在します。
ここでは、会社のある地域を中心に近隣のエリアのみの施工を請け負う「地域密着型の工務店」と「全国展開している大手ハウスメーカー」について比較していきます。
工務店とハウスメーカーの特徴や違いは、下記のとおりです。
工務店 | ハウスメーカー | |
価格帯 | コスパが良い | 高くなりがち |
プランの自由度 | 高い | 低い |
工期の長さ | 長い | 短い |
施工エリア | 工務店がある近隣の地域 | 全国各地 |
品質 | 職人の技術に左右される | 安定している |
アフターメンテナンス | 工務店による | 安定している |
サービス | 柔軟で小回りが利く | マニュアルに準じた対応 |
倒産リスク | ゼロではない | 低い |
ここからは工務店とハウスメーカーのメリットやデメリットについて、詳しく解説します。
工務店で家を建てる4つのメリット
工務店で家を建てる主なメリットを、4つ解説します。
設計やプランの自由度が高い
工務店で家を建てる最大のメリットは、設計やプランの自由度が高い点です。
ハウスメーカーでは注文住宅でもある程度規格が決められている場合が多く、複数の選択肢から選ぶ方法でプランを決定していくケースもあります。決められたプランや設備以外を注文すると割高になり、コストパフォーマンスが悪く感じられるでしょう。
工務店は間取りや設備を一から選べる会社が多く、水回りからスイッチの位置まであらゆる設備を自らの好みに合わせられます。マイホームへの理想が強く、とことんこだわりぬいた家づくりをしたい方に最適です。
建築費用が安くコストパフォーマンスが高い
工務店は木材や設備などを大量購入できないため、原価コストは高くなってしまいます。
しかし人件費や広告費、開発費が最低限で済むため、ハウスメーカーと同レベルの住宅を建てた場合、費用の総額が安くなりやすい傾向です。
坪単価(2024年度) | |
大手ハウスメーカー | 70万~100万円 |
ローコストハウスメーカー | 40万~60万円 |
工務店 | 40万~70万円 |
工務店は大規模な開発や研究が難しい分、最新の技術や設備を取り入れた家には住めませんが、それに準ずる工法や設備の家を低価格で手に入れられるため、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
地域の実情に適したプランを提案してくれる
工務店は地域に密着した事業を展開しているため、その地域の実情に適したプランの提案が可能です。気候や気象に適した住宅機能や、地域の雰囲気に馴染む外観などの的確なアドバイスが期待できるでしょう。家づくりと並行して土地探しを行う場合も、地盤の強さや自然災害時の被害想定、地域柄など実際の経験を元に提案してもらえる可能性があります。全国的に平均な家を建てるよりも、その地域で生活するのに最適なマイホームを手に入れたい方にぴったりでしょう。
困ったときに柔軟な対応が期待できる
住宅に住み続けると、ドアの建てつけが悪くなったり設備に不具合が起こったりするなど、さまざまなトラブルが生じる場合があります。地域密着型の工務店は柔軟性が高く、小回りが利くのを売りにしているため、ちょっとしたトラブルに対応してもらいたい場合に迅速な対応が期待できます。
工務店で対応できない問題も、地域のつながりで専門業者を紹介してもらえるなど、引き渡し後も細やかなサービスが続くでしょう。また工務店によってはリフォームや増築などにも対応しているため、ライフスタイルに合わせて間取りをリフォームしたり、バリアフリー化を検討したりする際にも気軽に相談できるのが魅力です。
工務店で家を建てる3つのデメリット
工務店で家を建てる際に注意したいポイントを、3つ解説します。
工期が長い
一般的に、工務店はハウスメーカーよりも工期が長いとされています。大手ハウスメーカーでは、工場である程度まで加工した建材を現場で組み立てる手法が多いため、工期が短縮できます。
一方工務店は、建築に必要な建材を現場で加工するため、ハウスメーカーよりも工期が長くなりやすい傾向です。
工期 | |
工務店 | 4カ月~5カ月程度 |
ハウスメーカー | 3カ月~4カ月程度 |
入居したい時期が決まっており、時間に限りがある場合はハウスメーカーの方が無難な方もいらっしゃるでしょう。ただし工期の長さはプランや土地の形状などの影響も受けるため、ハウスメーカーでも工務店と同等の工期が必要になるケースもあります。
また特殊な工法などを選ぶと手間や時間がかかるため、工期を短くしたい場合は標準仕様から大きく脱線しないのが無難です。
品質が職人の質に左右される
前述したとおり工務店は現場で作業する内容が多いため、住宅の仕上がりは職人の技術や経験に左右されやすい傾向です。そのため工務店でマイホームを建てる際は、職人の技術にも注目する必要があります。気になる工務店の完成見学会や構造見学会等のイベントには積極的に参加し、実際の家の仕上がりをチェックしてみましょう。
倒産リスクがある
マイホームを施工中、工務店が倒産してしまうリスクはゼロではありません。
大手ハウスメーカーは、一部の店舗が売り上げ不振に陥っても他の店舗で補えますが、ひとつの店舗で成り立っている工務店はリスクが分散できないためです。施工中の倒産はあってはならない事態ですが、万が一の際のリスク対策が整っている工務店を選ぶのが安心です。
ハウスメーカーで家を建てる4つのメリット
大手ハウスメーカーで家を建てるメリットについて、4つ解説します。
品質が一定
大手ハウスメーカーの強みは、ある程度の品質が保証されている点です。
工務店は現場で建材を加工して組み立てていくと解説しましたが、ハウスメーカーは工場である程度の形まで加工し、現場では組み立てるのみという工法が主流です。現場の職人の腕に左右されにくいため、最低限の品質が保証された住宅が建つでしょう。
工期が短い
前述したとおり、ハウスメーカーでは資材の調達から施工までシステム化されているため、家づくりを効率的に進められます。そのためゼロから作り上げていく工務店よりも、工期が短くなりやすいのがメリットです。なおハウスメーカーも、標準仕様から外れた工法や設備を取り入れると工期が遅れる可能性があるため注意しましょう。
最新の設備や技術を取り入れやすい
ハウスメーカーでは競合他社に劣らない住宅を提供するために、日々開発や研究を行う事業部があります。少人数で営業している工務店よりも、最新の設備や技術を取り入れた住宅が手に入りやすいでしょう。
倒産リスクが低い
工務店のデメリットで述べたとおり、全国展開している大手ハウスメーカーはリスクが分散されるため倒産する可能性が低い傾向です。リスクをできるだけ避けて家を建てたいという方の、安心材料になるでしょう。
ハウスメーカーで家を建てる3つのデメリット
ハウスメーカーで家を建てる際に考慮するべきデメリットを、3つ解説します。
建築費用が高くなりやすい
ハウスメーカーは工務店よりも、建築費用が高くなりやすい点が大きなデメリットです。
実際、「大手ハウスメーカー=高い」というイメージが強い方も多いでしょう。同じグレードの家を建てた際にハウスメーカーの方が割高になりやすい理由は、下記のコストがかかるためです。
建築以外で費用に含まれるコスト | 内容 |
人件費 | 会社や各地の営業所を運営する人件費など |
広告や宣伝費用 | テレビCMなどさまざまな媒体に広告を打つ費用や、有名タレントの起用費用など |
モデルハウス費用 | 最新の設備が整ったモデルハウスを定期的に建築する費用や維持費、来客を案内する人件費など |
商品開発や実験費用 | 最新の建材や設備を開発する費用や、耐震・制振などの実物大実験する費用など |
夢や理想をかなえつつ、コストパフォーマンスがよいイホームを手に入れるなら工務店、ある程度の品質が保証された家づくりを求める方は、ハウスメーカーを選ぶ傾向です。
マイホームでともに暮らす家族と相談しながら、家づくりでゆずれない条件をピックアップし、建築会社探しの方向性を検討しましょう。
設計の自由度が低い
ハウスメーカーは建築工程がシステム化されて効率が良いのがメリットですが、その効率のためにある程度規格が決まっている企業が多いのがデメリットです。
間取りに制限があったり、設備の選択肢が少なかったりするため、注文住宅の魅力であるはずの自由度の高さが感じられない可能性があります。マイホームにこだわりがある方には、思ったような家が建てられず、物足りなく感じるかもしれません。
小回りが利きにくい
ハウスメーカーはマニュアルやルールがしっかり整っている安心感がありますが、臨機応変に動くのが難しい傾向です。引き渡し後のちょっとした困りごとに対し、対応が遅くなる場合もあります。
工務店とハウスメーカー、おすすめはどっち?
ここまでの内容で、工務店とハウスメーカーにはそれぞれメリットとデメリットが存在すると伝えしました。どちらのメリットが高いかどうかは、施主であるお客様が家づくりに求めるものによって異なります。
こんな方におすすめ | |
工務店 | ・家づくりをとことん楽しみたい ・間取りや設備にこだわりがある ・コスパよく家を建てたい ・引き渡し後も柔軟にサポートしてほしい |
ハウスメーカー | ・安心感や安定感を重視したい ・工期を短くしたい ・最新のライフスタイルを手に入れたい |
夢や理想をかなえつつ、コストパフォーマンスがよいイホームを手に入れるなら工務店、ある程度の品質が保証された家づくりを求める方は、ハウスメーカーを選ぶ傾向です。マイホームでともに暮らす家族と相談しながら、家づくりでゆずれない条件をピックアップし、建築会社探しの方向性を検討しましょう。
工務店と設計事務所の違いは?
家を建てる際、工務店やハウスメーカー以外に「設計事務所」という選択肢もあります。
設計事務所とは、設計士が建物のプランニング・設計・監理を行う組織で、一人で経営している事務所から数十人~数百人の設計士が所属する事務所まで規模はさまざまです。設計士は施主の希望を聞きながら設計し、現場での施工は工務店に依頼します。資材の調達や施工が正しく進められているかのチェックも、設計士が監理します。
設計事務所に頼む最大のメリットは、個性的でデザイン性の高い住宅を建てられる点です。
標準仕様などが用意されていないため、工務店に依頼するよりも柔軟で独創的な設計がかなうでしょう。ただしゼロから設計するためプランの完成に時間がかかり、工務店よりも完成までに2~3カ月程度長くかかるケースが多いです。
ふくもくの家ではデザインにも性能にも妥協のない家を提供!
岐阜県美濃加茂市に拠点を置き、近隣の地域のみで家づくりをおこなう「ふくもくの家」は、経験豊富な設計士と二人三脚で家づくりを進めていく工務店です。お客様が今までの住まいにどのような不満があるのか、これからの住まいにどのような理想があるのか。一つひとつ丁寧にヒアリングすることで、お客様にとって本当に住みやすいマイホームの姿を具現化し、満足度の高い家づくりを提供します。
万が一のトラブルに備えた保証や保険もご用意しておりますので、手厚いサービスを受けられる工務店を探している方は、ぜひ一度お声がけください。
まとめ
満足のいく家づくりを目指すには、パートナーとなる建築会社選びが非常に重要です。工務店は設計やプランの自由度が高く、コストパフォーマンスが高いのが魅力です。
一方ハウスメーカーは品質が安定しやすく、倒産リスクが低い安心感がメリットといえます。建築会社を探す際は複数のモデルハウスを回ったり、プランや予算の見積もりを聞いたりして、要望が最大限にかなう会社を見つけましょう。
岐阜県美濃加茂市周辺で高品質なマイホームを建てるならふくもくの家におまかせ!
岐阜県美濃加茂市周辺で妥協のない家づくりをしたい方は、ふくもくの家におまかせください。
工務店ならではの自由度の高さと経験豊富な設計士のサポートで、10年後も20年後も愛着を持てる住まいをご提供します。
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