C値って何?住宅選びに役立つ基本知識|美濃加茂市のふくもくの家

2024.06.19

みなさん、こんにちは。美濃加茂市のふくもくの家です。
家づくりを始めると必ず耳にする「C値」どんな意味なのか?そもそもなんて読むの?
家づくりに必要なものなのか?などわかりやすく解説していきたいと思います。
これから家づくりを始める方も、家づくり進行中の方もぜひご参考にご覧ください。

C値とは!?

C値とは、気密性を示す数値で、建物の床面積あたり、どれだけの隙間が空いているかを示す指標になります。数値が小さければ小さいほど、気密性の高い家になります。

家の隙間の大きさについて、後ほど解説いたします。

気密性とは?

前述の通り、建物の隙間をなくし、外気と室内の空気の流れで生じる隙間風を抑制する性能のことを指します。気密性が高ければたかいほど、気密性の高い、高気密住宅と言えます。

わかりやすく例えると、水筒がとてもいい例です。
朝、水筒に冷たいお茶を入れ、夕方まで冷たいのは、水筒の気密性が良いからです。
しかし、水筒の蓋が空いていたらどうでしょうか?冷たいお茶もぬるくなってしまいます。
外気を水筒の中に取り入れてしまったため、お茶がぬるくなりました。

これが気密性です。

これを家に例えると…家全体の隙間が大きければ大きいほど、外部からの空気を室内に取り入れてしまい、暖かい空気も外へ逃げてしまいます。逆に隙間が小さければ小さいほど、外部からの空気は取り入れることが少なく快適な室内となります。

ここまで気密性について解説しましたが、実は気密性には断熱性と換気システムも重要なポイントとなります。なぜ断熱性と第一種換気が必要なのでしょうか。

第一種換気とは

第一種換気は、換気機械を使用し、給気と排気の両方を行うシステムです。
給気と排気を機械的に行うため、計画的な換気が可能です。常に新鮮な空気を保てるため、
快適な空間を保つ事ができます。
・弊社の標準仕様 第一種換気「MAHBEX」はこちら (引用:MAHBEX「澄家」カタログ)

気密性には断熱性の高さと第一種換気が必要不可欠!

断熱性とは、室内の熱が外に出るのを防ぎ、外気が室内に入るのを遮断する力です。断熱性能高い住宅は一年を通して、室内の温度を一定に保ちやすく、夏も冬も快適な生活を過ごせるとされています。
一年中快適な住宅を作るには、高い断熱性能が必要不可欠です!
また、そこに第一種換気をプラスすることで、空気の流れが起き、全部屋の温度と湿度が一定に保たれ、温度差のない住宅を実現。ヒートショック発生の防止やカビ、結露の抑制にも効果的です

また、高気密高断熱住宅に第一種換気を加えると快適な暮らしが実現できます
・「高気密高断熱」ページはこちら

気密性を測定する気密検査とは

家にどれぐらいの隙間があいているのかを調べる検査を「気密検査」と言います。
検査は専門の機関に依頼をし、気密検査用の機械を使用し測定をします。家全体を真空に近い状態にし、侵入してくる空気量を測定し「C値」を出します。

C値の値が低ければ低いほど、気密性の高い家になるのです。

美濃加茂市のふくもくの家では、全棟気密検査を実施しております。

では、実際にどれぐらいの数値でどれぐらいの隙間が空いているのでしょうか。

C値の隙間の大きさ

隙間の大きさといってもピンときませんよね?以下を参考にしてみてください。

●C値1.0=ハガキ1枚の大きさ
●C値0.5=免許証の大きさ
●C値0.2=MONO消しゴムの大きさ

また、気密性の数値(C値)を求める数値は以下の通りです。

C値を求める数式住宅全体の隙間面積(㎠)÷延べ床面積(㎡)

家の隙間はどこに空いているのか

前述から何度も述べている「家の中の隙間」とは何を指すのでしょうか。

窓枠やサッシ

窓やサッシを施工する際に、細かな隙間が生じる事が多いです。サッシの構造や窓の開閉部分によっても影響を受けます。

ドアの隙間や枠

ドアの開閉部分にも細かな隙間が生じる事が多いです。特に玄関ドアは気密性に影響をしやすいので、
施工精度が求められます。

床下、天井のジョイント部分

床と壁、天井と壁の接合部分も隙間が生じやすい部分になります。目立たない部分の隙間の積み重ねが気密性に影響を与える場合があります。

C値の一般的な基準値は?

・高気密住宅 C値0.5以下
・一般的な気密住宅 C値1.0以下
・通常の住宅 C値2.0~

と言われています。
美濃加茂市のふくもくの家では、C値0.2以下でないと次の工事には進みません。
断熱性だけではなく、気密性にもこだわりをもって家づくりをしております。

まとめ

家づくりをしていく上で欠かせない気密性(C値)、気密性だけではなく、断熱性と第一種換気を組み合わせることにより、本来の高気密高断熱の力を発揮します。また、断熱性を高くするには断熱材を性能のよいものにすればいいのかもしれませんが、気密性をあげる為には、熟練の職人の技が必要となります。美濃加茂市のふくもくの家では、頼れる熟練の職人さんたちのお力で高気密高断熱住宅が実現できています。

高気密高断熱の家なら、美濃加茂市のふくもくの家にお任せください。

美濃加茂市周辺で高気密高断熱の家づくりをするなら、ふくもくの家にお任せください。
弊社の住宅は全てC値0.2以下を標準としており、1年中快適な住宅のご提案いたします。

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高気密高断熱住宅にご興味のあるみなさまのご来店を、心よりお待ちしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。