注文住宅の魅力は何といっても内装や間取りなど、こだわりを詰め込める点です。
長い年月を過ごす家だからこそ、しっかりと考えて後悔のない理想の間取りを実現しましょう。
建築士と一緒につくる家
家の設計図は誰が作るかご存知でしょうか?
「そりゃ設計士でしょう。え、違うの?!」
そうなんです。
必ずしも設計士が図面を作成しているとは限りません。
経験も知識もある営業マンであれば、パソコンのソフトを使えばそれなりの図面をお客様のご要望を取り入れて作ることは簡単にできます。そしてその図面の確認と申請を設計士にお願いしさえすれば、それが正式な設計図となってしまうのです。
しかし言うまでもなく営業マンは設計のプロではありません。
出来上がった間取りは、内容もお客様の満足度も、プロの設計士とお客様とで考えたものには絶対に敵いません。
ふくもくの家では、お客様のプランを必ずプロの設計士である建築士と一緒に考えます。
ふくもくの家の
間取りの決め方
要望を具体的に
私たちは「リビングは何畳必要ですか?」という質問はいたしません。間取りを決めるには、まずご家族様の中で叶えたい事柄を具体的に想像することが大切と考えているためです。
「家族全員で夕食を囲みたいから大きな円形ダイニングテーブルを置きたい」というご要望があるなら、ご希望のテーブルサイズはこのくらい、だからダイニングスペースは○○畳必要、というように少しずつ固めていきます。
必要部屋数を考える
ご家族様それぞれのお部屋での過ごし方をお伺いします。勉強や仕事をリビングなどで行なっている場合は、各寝室にさほど広いスペースが必要ない場合もあります。お子様がまだ小さく、複数人で1つの子供部屋を使用する場合は、将来部屋を区切ることも考えて、壁の下地やコンセント数も考慮しながら間取りを設計していきます。
また、客間・書斎や趣味の部屋・パントリーなどの“誰のものでもない部屋” が欲しくても全てを盛り込むことが難しい場合は「どのくらい使うか」「現在どのようなことで不便を感じているか」などの面から優先順位を決めていきます。
採光計画もしっかりと
1日を通して光が入らず暗い部屋や、逆に日光が入りすぎて日中もカーテンを閉めないと家具が日焼けしてしまうといった問題は、間取りの工夫で防ぐことができます。光があまり当たらない箇所にはトイレや浴室、玄関を配置したり、隣家と近く採光が難しい場合には中庭を設置して光を取り込んだりします。
土地の形状や周囲の環境によっても光の差し方は変わります。地図だけでは分からない点についてもしっかりと設計士が現地を確認してからプランを作成いたしますのでご安心ください。
動線設計
お風呂やトイレなどの水回りやキッチンをスムーズに行き来できるようにしておくと家事が楽になり時短にも繋がります。
動線は家の中だけに限りません。駐車場とパントリーを裏口から直結させると、買ってきた重たい水やお米をそのまますぐに車から降ろせるというメリットがあります。出勤通学前の時間帯には、洗面所やキッチン、廊下でご家族が後ろを慌ただしく通る場面も多いでしょう。動線をしっかりと考慮することは、快適性だけでなく安全性も叶えます。
コスト調整
一般的には、建物の形が真四角から離れるほど構造が複雑になり、コストがかかります。他にも水回りが家の中で散らばっていたり、壁やドアの数が多い、スキップフロアで階段が複数箇所にある、なども建築費用が嵩む原因です。
もし叶えたい間取りに対して予算がオーバーしてしまっていたら、どこかドアを無くしてオープンにできるスペースはないか、まとめられそうな箇所はあるか、など工夫できる箇所が残っていないかチェックします。
プライバシーを考慮
敷地周辺の状況を考えず窓や玄関を配置すると、寝室が道路に近く車の往来音が気になったり、リビングの大きな窓がお隣から見えてしまったりしかねません。
大きな窓でも外からの視線を気にすることなくゆったりとくつろげるリビング、静かに熟睡できる寝室も、間取りによって叶えることができます。